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2023.06.26
家づくりコラム
注文住宅の間取りの決め方を解説!失敗しないためのポイント
間取りを決めるのは、注文住宅を建てる際にとても重要な工程です。
いくら素敵なデザインに仕上がっていても、間取りがうまく決められなかったがために生活しにくく後悔することも。
以下のポイントを参考に、意見をまとめておきましょう。
間取りを考えるポイントは大きく分けて2つ!

注文住宅の間取りを決める際のポイントは、大きく「土地・周辺環境について」と「生活動線について」の2つに分けられます。
ポイント1:土地・周辺環境について

立地
どのような場所に家を建てるかによって、間取りも変わってきます。
たとえば人通りの多い道路沿いに建てる場合、道路側に大きな窓を設置しても、人目が気になってカーテンを閉めたままにしなければならない…なんてことも。
またご近所との位置関係によっては、隣の家から自分の家の中が丸見えといった事態にもなりかねません。
周囲の環境をしっかり考慮した間取りを作成しましょう。
方角
日当たりや風通しの良い場所と悪い場所を考え、どこに何の部屋を配置するか決めましょう。
窓は大きくすると光が入りやすくなりますが、同時に夏は暑く、冬は寒くなりやすいです。
各要素のメリットとデメリットどちらを優先させるか決めておく必要もあります。
建築基準法
もちろんすべてを把握する必要はないですが、基本的な建物の制限については知っておく必要があります。
多くの人が快適に暮らすために、土地によってどのくらいの高さや規模の家が建てられるか法律で決められているためです。
間取りをある程度考えた後に制限を超えていた、ということにならないよう、事前に確認しておきましょう。
ポイント2:生活動線について

水回りの配置
水回りは出来るだけまとめておくと、家事や掃除が楽になります。
配管が集中することになるため、メンテナンス費用が安く抑えられるというメリットもあり、一石二鳥です。
また水回りと寝室を近くに配置すると、夜中に音がうるさくて起きてしまう可能性があるので注意が必要です。
収納
後回しにされがちな収納スペースの間取りですが、使い勝手や大きさをよく考えておくことが大切です。
生活動線を妨げてしまうような、使いにくい場所に設置してしまったり、容量が足りなかったりすると、とても生活しにくくなります。
またお子様がいる方は、将来的に物がどんどん増えていくことを想定して収納スペースを確保しておきましょう。
コンセントの配線
コンセントの数が少なかったり、位置を適当に決めてしまったりすると、電化製品が設置しづらくなってしまいます。
また逆に家具でコンセントを隠してしまい使えないといったことや、延長コードがたくさんあって見栄えが悪くなるといった原因にもつながります。
前もってコンセントが必要な数や場所を確認することが大切です。
生活音
水回りの音以外にも、リビングの上の部屋は話し声が響いてうるさかったり、道路沿いの部屋は車の音が気になったり、さまざまな音の問題があります。
生活リズムを考慮して、できるだけ音を気にしなくて良い間取りにしましょう。
家族構成
一緒に住む人全員が生活しやすい動線、配置になっているか確認しましょう。
ちなみに現時点で一人暮らしの方で、結婚や家族との同居予定がない方でも、余裕をもって部屋数を作っておくことをおすすめします。
将来的に家族が増える可能性もありますし、一人暮らしのままだったとしても趣味のスペースなど、何かしらに使うことができるからです。
まとめ
間取りの重要さをお分かりいただけたでしょうか?
今回ご紹介したポイントをもとに、快適に暮らせる家づくりを目指しましょう。
いくらネットや資料で見てもイメージがつきづらいという方は、実際に住宅展示場へ行って、実物を確かめてみるのがおすすめです。
シルバニアホームでも展示場の見学予約を受け付けています。
営業担当ではなく、間取りづくりのプロのプランナーがお待ちしておりますので、ぜひお気軽にご来場ください。