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2023.08.31
家づくりコラム
ZEHについて簡単にわかりやすく解説!|メリット,デメリットも
こんにちは!シルバニアホームです。 ZEHってよく耳にしますよね? でも、具体的にどんな家なのか、知っていますか? この記事で、ZEHの特徴やメリット、デメリット、補助金について簡単にわかりやすく説明します。 これから新築を考えている人、特に家族と快適に住むことを考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
ZEHとは?簡単にわかりやすく解説!
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、一年間で消費するエネルギー量が自ら発電するエネルギー量以下になるように設計された住宅のことです。ZEHは、太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用して、自給自足型のエネルギーシステムを構築します。また、断熱性能や省エネ設備なども高水準で備えており、エネルギー消費量を最小限に抑えます。
日本政府は、2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画において、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保」、「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備の設置」を目標としています。ZEHは、地球温暖化対策やエネルギー安全保障の観点からも重要な役割を果たします。
ZEHのメリット4選
ZEHには、多くのメリットがあります。以下に、その主要な4つのメリットを簡単に紹介します。
ZEHのメリット①:光熱費を抑えられる
ZEHの1つ目のメリットは、光熱費を大幅に抑えられることです。ZEHは、太陽光発電などで自らエネルギーを生み出すだけでなく、高断熱性能や省エネ設備によって、冷暖房や給湯などのエネルギー消費量も低減します。これにより、一般的な住宅と比べて、月々の光熱費が半分以下になる場合もあります。
シルバニアホームでZEHを建てたお客様の中には、太陽光発電で余剰電力を売電している方もいます。ZEHは、光熱費だけでなく、収入源にもなる可能性があるのです。
ZEHのメリット②:快適な生活環境を得られる
ZEHの2つ目のメリットは、快適な生活環境を得られることです。ZEHは、高断熱性能や高気密性能によって、外気温や湿度の影響を受けにくくなります。また、換気システムや空調システムによって、常に新鮮で快適な空気を保ちます。これにより、一年中快適な室温と湿度を維持できます。
シルバニアホームでは、自然素材を用いたZEHをご提案しています。自然素材は、化学物質や有害物質を含まず、呼吸するように湿度調整や温度調整を行います。また、自然素材は木目や色合いが美しく、心地よい香りや触感を楽しめます。自然素材を用いたZEHは、健康的で快適な暮らしをサポートします。
ZEHのメリット③:資産価値が高い
ZEHの3つ目のメリットは、資産価値が高いことです。ZEHは、省エネルギー性能や耐震性能などが高く、長期的に見ても品質が低下しにくい住宅です。これは、将来的に売却や賃貸をする際にも有利になります。また、ZEHは、環境に優しい住宅として、社会的な評価も高いです。ZEHは、一般的な住宅よりも高い初期投資が必要ですが、その分、将来の価値が高くなると考えられます。
ZEHのメリット④:災害に強い
ZEHの4つ目のメリットは、災害に強いことです。ZEHは、太陽光発電や蓄電池によって、停電時でも一定時間は電気を使用できます。これは、災害時にもライフラインを確保できるという大きなメリットです。また、ZEHは、高断熱性能や高気密性能によって、外部の影響を受けにくくなります。これは、暑い夏や寒い冬に停電が起きても耐えられるというメリットです。 ZEHは、災害時にも安心できる住まいと言えます。
ZEHのデメリット3選
ZEHには、多くのメリットがある一方で、一部のデメリットも存在します。 以下に、その主要なデメリットを簡単に紹介します。
ZEHのデメリット①:建築やメンテナンスのコストが高い
ZEHの1つ目のデメリットは、建築やメンテナンスのコストが高いことです。ZEHは、太陽光発電や蓄電池などの再生可能エネルギー設備や、高断熱性能や省エネ設備などの省エネルギー設備を備えています。これらの設備は、一般的な住宅と比べて高価であり、導入する際に多額の初期投資が必要です。また、これらの設備は定期的な点検や清掃が必要であり、メンテナンス費用もかかります。
例えば、太陽光パネルは、汚れや雪などで発電効率が低下することがあります。そのため、定期的に清掃や除雪を行う必要があります。これらの作業は、専門業者に依頼する場合もありますが、費用がかかります。
ZEHは、建築やメンテナンスのコストが高いというデメリットがありますが、その分、光熱費や補助金などで回収できる可能性もあります。ZEHを建てる際には、長期的なコストパフォーマンスを考える必要があります。
ZEHのデメリット②:間取りやデザインに制限がかかる
ZEHの2つ目のデメリットは、間取りやデザインに制限がかかることです。ZEHは、エネルギー収支をバランスさせるために、太陽光発電の設置面積や方向などに配慮する必要があります。また、高断熱性能や高気密性能を確保するために、窓の大きさや位置などにも制限があります。これらの制約は、間取りやデザインの自由度を低下させる可能性があります。
ZEHは、間取りやデザインに制限がかかるというデメリットがありますが、その分、快適な生活環境や資産価値などを得られる可能性もあります。ZEHを建てる際には、自分のライフスタイルや好みに合わせてプランニングする必要があります。
ZEHのデメリット③:発電量が天候に左右される
ZEHの3つ目のデメリットは、発電量が天候に左右されることです。ZEHは、太陽光発電システムを主なエネルギー源としています。しかし、太陽光発電システムは、日照時間や日射量などの天候条件によって発電量が変動します。特に冬場や曇りの日などは発電量が減少しやすくなります。これは、エネルギー収支を崩す可能性があるというデメリットです。
例えば、冬場や曇りの日などで発電量が不足した場合は、蓄電池からエネルギーを補給する必要があります。しかし、蓄電池も一定量しかエネルギーを蓄えることができません。そのため、発電量が不足し続けると、蓄電池のエネルギーも枯渇してしまいます。この場合は、電力会社からの供給に頼る必要がありますが、その分、光熱費がかかります。また、電力会社からの供給も、災害などで停止する可能性があります。この場合は、完全に電気が使えなくなってしまいます。
ZEHは、発電量が天候に左右されるというデメリットがありますが、その分、自然エネルギーを活用して環境に貢献できます。ZEHを建てる際には、発電量の見積もりやバックアップシステムの検討をする必要があります。
ZEHの補助金制度
ZEHを建てる際には、国や地方自治体などから補助金や減税などの支援を受けることができます。 シルバニアホームはZEHビルダーに認定されているため、補助金の相談も行っております。 ZEHの補助金制度は、ZEHを建てる際の負担を軽減するだけでなく、ZEHの普及や環境保護にも貢献する制度です。ZEHを建てる際には、補助金制度の活用を検討してみてください。
まとめ:ZEHとは、エネルギー自給自足の住宅
ZEHは、エネルギーを自給自足させることで、光熱費を抑えられる、資産価値が高い、災害に強いといった多くの特性をもつ住宅です。 多くのメリットを享受できる一方で、一部のデメリットも考慮する必要があります。 シルバニアホームでは、相模原・厚木・小田原・横浜で国産材100%、無垢材の注文住宅をご提案しています。 相模原・厚木・小田原・横浜でのお家づくりはシルバニアホームにお任せください!