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2023.10.06
家づくりコラム
自由設計とは?|建売や規格住宅との違い

こんにちは!シルバニアホームです。
住宅の種類はさまざまで、どれが自分に合っているのか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、この記事では、自由設計、規格住宅、建売について、それぞれのメリット、デメリットを含めて説明します。
自分だけのオリジナルな住まいを求めているご家族はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
注文住宅とは?
注文住宅とは、お客様の要望や予算に応じて、間取りやデザイン、素材などを一から決めて建てる住宅のことです。注文住宅には、自由設計(フルオーダー住宅、セミオーダー住宅)と規格住宅があります。それぞれに特徴がありますので、以下で詳しく見ていきましょう。
自由設計とは?
自由設計とは、お客様が間取りやデザインなどを自由に決められる注文住宅のことです。自由設計には、フルオーダー住宅とセミオーダー住宅があります。それぞれにどんな特徴があるのでしょうか?
フルオーダー住宅とは?
フルオーダー住宅とは、お客様の希望を最大限に反映させた、完全オリジナルの住宅のことです。間取りやデザイン、素材、設備など、すべてを自分で選べます。フルオーダー住宅は、自分の理想の住まいを実現できるというメリットがありますが、反面、費用や工期が高くなるというデメリットもあります。また、自分で決めることが多いため、プランニングや打ち合わせに時間や労力がかかります。
セミオーダー住宅とは?
セミオーダー住宅とは、ハウスメーカーや工務店が用意したプランやカタログから、一部を自分でカスタマイズできる住宅のことです。間取りやデザインはあらかじめほとんど決まっていますが、素材や設備などは自分で選べます。セミオーダー住宅は、フルオーダー住宅よりも費用や工期が抑えられるというメリットがありますが、反面、自由度は低くなるというデメリットもあります。また、プランやカタログによっては、自分の希望に合わないものもあるかもしれません。
規格住宅とは?
規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店が用意した標準的なプランや仕様で建てる住宅のことです。間取りやデザイン、素材、設備など、すべてが決まっています。規格住宅は、費用や工期が最も安く済むというメリットがありますが、反面、自由度はほとんどないというデメリットもあります。また、同じような住宅が多くなるため、個性やオリジナリティに欠けるかもしれません。
建売とは?
建売とは、不動産会社やハウスメーカーなどが土地付きで販売する完成済みの住宅のことです。間取りやデザイン、素材、設備などはすでに決まっており、見学して気に入ったらそのまま購入できます。建売は、すぐに入居できるというメリットがありますが、反面、自分の好みに合わせて変更することが難しいというデメリットもあります。また、土地の条件や立地によっては、価格が高くなることもあります。
自由設計のメリット・デメリット
自由設計にはフルオーダー住宅とセミオーダー住宅がありました。それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?また、規格住宅や建売と比較してみましょう。
フルオーダー住宅のメリット・デメリット
フルオーダー住宅のメリットは、以下のようなものがあります。
- 自分の理想の住まいを実現できる
自分の好みやライフスタイルに合わせて、間取りやデザイン、素材、設備などを自由に選べるため、他にはないオリジナルな住まいを作ることができます。 - 高品質な住まいを手に入れられる
自分で選んだ素材や設備は、品質や性能が高いものを選ぶことができます。また、ハウスメーカーや工務店と密に打ち合わせを行うことで、細かな部分までこだわりや要望を反映させることができます。 - 長期的なコストパフォーマンスが高い
自分の希望に合った住まいを建てることで、満足度や快適度が高くなります。また、高品質な素材や設備を使うことで、耐久性や省エネ性が高くなります。これらは、長期的に見ると、メンテナンス費用や光熱費などのランニングコストを抑えることにつながります。
一方、フルオーダー住宅のデメリットは、以下のようなものがあります。
- 初期費用や工期が高くなる
自分ですべてを決めるため、プランニングや打ち合わせに時間がかかります。また、オリジナルな間取りやデザインを作るため、設計費用や施工費用が高くなります。さらに、高品質な素材や設備を使うため、材料費や機器費も高くなります。これらは、初期費用や工期を押し上げる要因となります。 - 自分で決めることが多くて大変
自分ですべてを決めるということは、自分で責任を持つということでもあります。間取りやデザイン、素材、設備などの選択肢は無限にありますが、それぞれにメリット・デメリットや相性・バランスがあります。自分でそれらを判断して決めることは、知識や経験が必要ですし、大変な労力です。また、後悔しないようにするためには、細部までこだわって検討する必要があります。 - リセールバリューが低い可能性がある
自分の好みに合わせて作った住まいは、他人にとっては不便や不快に感じられる場合があります。例えば、特殊な間取りやデザイン、素材や設備を使っている場合などです。これらは、将来的に売却する際に、価格や需要を下げる要因となります。
セミオーダー住宅のメリット・デメリット
セミオーダー住宅のメリットは、以下のようなものがあります。
- 費用や工期を抑えられる
間取りやデザインはあらかじめほとんど決まっているため、プランニングや打ち合わせに時間がかかりません。また、標準的なプランや仕様を使うため、設計費用や施工費用が安くなります。さらに、素材や設備は自分で選べるため、予算に合わせて調整できます。これらは、費用や工期を抑える要因となります。 - 自由度と安心感のバランスがとれる
間取りやデザインはあらかじめほとんど決まっているため、自分で決めることが少なくて済みます。しかし、素材や設備は自分で選べるため、自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズできます。これは、自由度と安心感のバランスがとれた住まいづくりと言えます。 - 品質や性能が保証される
ハウスメーカーや工務店が用意したプランやカタログは、品質や性能が保証されています。また、素材や設備も自分で選べるため、信頼できるものを選ぶことができます。これは、品質や性能が保証された住まいを手に入れられると言えます。
一方、セミオーダー住宅のデメリットは、以下のようなものがあります。
- 自由度は低くなる
間取りやデザインはあらかじめほとんど決まっているため、自分の希望に合わない場合があります。また、プランやカタログによっては、素材や設備の選択肢が限られている場合もあります。これらは、自由度が低くなる要因となります。 - 個性やオリジナリティに欠ける可能性がある
間取りやデザインはあらかじめほとんど決まっているため、他の人と同じような住まいになる可能性があります。また、素材や設備も自分で選べるとはいえ、一般的なものを選ぶことが多いでしょう。これらは、個性やオリジナリティに欠ける可能性があると言えます。 - リセールバリューが高くない可能性がある
間取りやデザインはあらかじめほとんど決まっているため、流行や需要に左右される可能性があります。また、素材や設備も自分で選んだものですが、他人にとっては価値が低いものかもしれません。これらは、将来的に売却する際に、価格や需要を上げる要因となりません。
規格住宅・建売のメリット・デメリット
規格住宅・建売のメリットは、以下のようなものがあります。
- 費用や工期が最も安く済む
間取りやデザイン、素材、設備などすべてが決まっているためで、プランニングや打ち合わせに時間がかかりません。また、標準的なプランや仕様を使うため、設計費用や施工費用が安くなります。さらに、土地付きで販売される場合も多いため、土地探しに時間や費用がかからないこともあります。これらは、費用や工期を最も安く済ませる要因となります。 - すぐに入居できる
間取りやデザイン、素材、設備などすべてが決まっているため、見学して気に入ったらそのまま購入できます。また、完成済みの住宅であれば、引っ越しの準備や手続きもすぐにできます。これは、すぐに入居できるというメリットと言えます。 - 品質や性能が一定される
ハウスメーカーや工務店が用意したプランや仕様は、品質や性能が一定されています。また、不動産会社やハウスメーカーなどが販売する場合は、アフターサービスや保証も受けられます。これは、品質や性能が一定されるというメリットと言えます。
一方、規格住宅・建売のデメリットは、以下のようなものがあります。
- 自由度はほとんどない
間取りやデザイン、素材、設備などすべてが決まっているため、自分の希望に合わせて変更することが難しいです。また、土地付きで販売される場合も多いため、土地の条件や立地に選択肢がありません。これらは、自由度がほとんどないというデメリットとなります。 - 個性やオリジナリティに欠ける可能性がある
間取りやデザイン、素材、設備などすべてが決まっているため、他の人と同じような住まいになる可能性があります。また、流行や需要に合わせたプランや仕様であるため、個性やオリジナリティに欠ける可能性があります。 - リセールバリューが低い可能性がある
間取りやデザイン、素材、設備などすべてが決まっているため、他人にとっては不便や不快に感じられる場合があります。また、流行や需要に合わせたプランや仕様であるため、時代遅れになる可能性があります。これらは、将来的に売却する際に、価格や需要を下げる要因となります。
自由設計で失敗しないためのポイント
自由設計は自分の理想の住まいを実現できる魅力的な方法ですが、失敗しないためには注意することもあります。以下では、自由設計で失敗しないためのポイントを紹介します。
- 予算をしっかりと決める
自由設計は費用が高くなりやすいので、予算をしっかりと決めておくことが大切です。また、予算には初期費用だけでなく、ランニングコストやメンテナンス費用も考慮することが必要です。予算を決めたら、それをハウスメーカーや工務店に伝えて、プランや仕様を調整してもらいましょう。 - 信頼できるハウスメーカーや工務店を選ぶ
自由設計は自分で決めることが多いので、信頼できるハウスメーカーや工務店を選ぶことが重要です。信頼できるハウスメーカーや工務店とは、以下のような特徴を持つものです。- 自分の希望や要望をしっかりと聞いてくれる。
- 自分の予算や条件に合わせて最適なプランや仕様を提案してくれる。
- 品質や性能にこだわって素材や設備を選んでくれる。
- 細かな部分まで丁寧に打ち合わせや施工を行ってくれる。
- アフターサービスや保証が充実している。
- 実際に建てられた住宅やモデルハウスを見学する。
- 口コミや評判を調べる。
- 見積もりや契約内容を比較する。
- 資格や実績、信用力などを確認する。
- 自分のライフスタイルや将来の変化を考える
自由設計は自分の好みやライフスタイルに合わせて住まいを作ることができますが、それだけではなく、将来の変化も考えることが必要です。例えば、家族構成や仕事の状況、趣味や趣向などが変わる可能性があります。それらに対応できるように、間取りやデザイン、素材、設備などを柔軟に変更できるようにすることが大切です。
まとめ
自由設計にはフルオーダー住宅とセミオーダー住宅があり、それぞれにメリット・デメリットがあることも紹介しました。さらに、自由設計で失敗しないためのポイントも紹介しました。予算や希望に合わせて自分に合った住宅を選ぶ必要があります。
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